学校の授業の一環で「トランスジェンダーの学生が学校生活を過ごしやすくするためには」という題で課題研究を行っている福島県の高校生です。
課題研究を行う上でトランスジェンダー当事者の方にご質問したいことがあります。
(答えにくいようでしたら無理に回答して頂かなくても大丈夫です。)
1)学生時代に性別違和で辛かったこと苦しかったことは何でしたか?
2)学校に(担任や学年の先生、カウンセラーなど)カミングアウトや性別について相談したことはありますか?
3)学校内で生活や活動等をする上で不自由に感じたことはありましたか?また、それはどんなことでしたか?
4)性別違和を持つ学生のために学校が行うべき取り組みはどのようなことだと思いますか?
質問は以上となります。頂いた回答は授業内で扱わせていただき、その他での使用は一切致しません。ご協力頂けると助かります。
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回答一覧
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1)やはり、制服、男女で分けられることでしょうか。
制服は男子はズボン、女子はスカートで選べず、不登校になろうかと思ったくらい悩んでいました。
男女で分けられる度に、苦痛を感じました。
自分の居場所はないのかな、と。
2)ありました。
担任の先生に、話を聞いてもらいました。
その後もこまめに話を聞いてくださって、細かな配慮をしてくださったことを覚えています。
こう先生を信頼して話すためには、まず先生が性的少数者に関しての知識を持ち、否定することがないようにすることが大切だと自分は思っています。
3)トイレですかね。
本当に、体の性の方のトイレに入りたくなかったです。
4)生徒に性的少数者の存在を知ってもらい、認めてもらうことだと思います。
友達にまずそういう知識がなく、理解してもらえなくて苦しみました。
ですので、出前授業などそういうのが必要になってくるかと。
全て個人の感想です。
こういった類の課題をする方がいて、本当に嬉しく思います。
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僭越ながら回答させていただきます。
1)自分を偽らないといけないことが大きいかなと個人的には思います。
具体的なエピソードとしましては、男女分けの活動の際(合唱や保健体育など)に、
「女子」と括られて、本当は違うんだけどな、と思っても言えない…ということがよくありました。
2)ありませんでした。万が一否定されたら…という思考が働いて、怖くて言えませんでした。
元々自信がない性格をしているので、否定されたら立ち直れないかも…と思っていました。
3)ありました。自身を偽っているとストレスを溜め込みやすく、よく体調不良になって他の人の
活動を中断してしまうことがよくあって、申し訳なかったです。
「なんで体調不良になったの?」と聞かれてもなかなか答えられない…なんてことも。
4)小さなことかもしれませんが、本当に必要な場面以外では男女で分けることを最低限にしてほしいです。それがあれば、個人的にはかなり楽になるかなと思います。
あと、欲を言えば男女兼用トイレがほしいです。多目的トイレみたいな。欲を言えば。
以上です。このような回答でよろしいでしょうか?
不備があればおっしゃってください。
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